クリスマスツリー

おとといは、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式だった。だからあちこちの道路が封鎖されていて、向かいの歩道に渡ろうとしても大きく迂回しなくてはいけなくてあちこちで色んな人が怒っていた。

派手なライブに歌手が来てツリーの前で華やかに踊る、その一方で混雑をばからしいと感じる人たちが警察を罵っている。

マンハッタンでは時々こういう光景を見かけるけど、見るたびに何だかもやっとした気分になる。気づけば都会に住むことを常に選んできたような人生だけど、実は究極の都会は苦手なのかもしれない。

今日偶然そのツリーの前を通った。毎年このツリーを見る度にいつも何となく切ない気持ちになって、そのあとじんわりと胸に突き刺さるような感動を覚えたけれど、今年のツリーにはどうしてか感じるものがなかった。

私に少しエネルギーが足りないのかな?冬だから。