慣れる

NYに来たばかりの頃、同じ日本の番組のビデオを何度も見ている海外在住の日本人の気持ちが分からなかったのですが、最近体が疲れると脳が親しみのある方の言語を求めるということが分かってきました。

フットボールアワーの後藤さんにはいつも癒されています。
私にとっては天使のような存在、、、。
お笑い芸人さんってすばらしいなあ。

人は何でも幼い頃から慣れ親しんだものの方がいいのでしょうが。

スタジオを引越して以来、お店の外を通る人の動きが気になって
ジュエリーを作るのに、調子がでないような。
今までジュエリーを作る時は完全に一人の空間だったので。

学生だった頃、先生に「人にずっと見られながらジュエリーを作れることに慣れろ」と言われたことがあります。「会社勤めをすると、ボスにずっと背後から指示されるのが普通だ」みたいなことを言われて「それならば私は絶対に私は会社勤めが無理だ」と思いました。

あと、これは本当にどうでもいいことなのですが
NYで何度か郵送中のジュエリー行方不明事件があったので、オーダーを送り出すのに私はとても慎重です。
フェデックスもUPSも郵便局も、たくさん支店がありますが、私が行くのは毎回同じ支店です。そこのスタッフのクォリティーとか見極めて、安全かどうか自信がもてるまで時間をかけて、一旦そこに決めたらずっとそこなのです。

実際、家の近くにフェデックスの支店があるにもかかわらず、わざわざ電車に乗って30分かけて「お気に入り支店」に荷物を持って行っていたこともあったなあ。

しかし忙しくて睡眠時間がどんどん少なくなる昨今、なんでそんなことをしていたのだろうとふと今日思いました。

何ヶ月かすれば、新しいスタジオ環境に慣れてることを願って。